敏感肌とセラミド

敏感肌は、外部からの刺激に敏感に反応してトラブルを起こしてしまう肌を指し、病気という括りには入らず、また、これという定義もありませんが、敏感肌といわれるものになってしまいますと、冬季になると肌にかゆみを感じたりお布団に入るとかゆみを感じるなどちょっとした刺激を受けても肌の調子が悪くなってしまいますので、肌を本来の正常な状態に戻すよう、様々なケアや注意をしなければいけません。気温の変化や乾燥した空気、紫外線(UV)、ダニ、ハウスダストなどの雑菌が敏感肌の要因とも言われています。敏感肌対策として、部屋の湿度を調整したり、食生活でも栄養を気にするなど、まずは無理なく出来ることから始めましょう。「敏感肌」は「乾燥性敏感肌」とも言われています。乾燥性敏感肌になってしまった肌への対策としては、まず「セラミド」の働きをケアすることが大切となります。セラミド (ceramide) は脂質の一種であり、細胞膜に高い濃度で存在するとされています。肌には、水分と油分のバランスを整える機能が備わっていますが、セラミドの不足や排泄機能の低下、皮脂や汗腺から出る水分不足により、乾燥肌や敏感肌となってしまうのです。セラミドは外部刺激から肌を守るバリア機能と、角質層の水分を保持する役目を担っています。ちなみに正常な肌の場合、角質層の厚さは0.02〜0.03oで、水分量は15〜20%に保たれています。セラミドや皮脂は加齢とともに減少していくものですので、誰もが敏感肌となる可能性があるということになります。顔を洗った後や入浴後、または乾燥しやすい冬になると、肌がつっぱる感じがしたり、白くカサカサと粉をふいたり、かゆみを感じたりする方は、敏感肌対策として「保湿」が必要となります。「敏感肌・乾燥性敏感肌向け」と書かれた入浴剤が販売されているをよく目にしますが、これらの入浴剤には「セラミド」や「うるおい成分」などの保湿成分が配合されているので、敏感肌対策にお勧めであり、自宅で手軽に出来るスキンケア方法と言えます。入浴時に気をつける点としましては、入浴することで急激な体温上昇により、かゆみを感じる場合がありますので、湯船につかる時間は5分程度、長くても15分以内が目安とされています。また、お湯の温度が高過ぎますと急速に肌の保湿成分が奪い取られ、肌が乾燥してしまうことになりますので、お風呂の温度は、38〜40度が理想的と言われています。敏感肌対策には、時間だけでなくお風呂の温度も重要なポイントとなるようです。

敏感肌と化粧水

敏感肌といいましても、顔と体では、その対策方法は異なってきます。敏感肌の顔には、水分をしっかり保持出来るよう、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲン入りの化粧水や美容液でうるおい対策を施します。また、ワセリンやスクワランなど、油分の入った乳液やクリームも、肌を乾燥から守ってくれますが、ワセリンにおいては刺激性はありませんがべたつき感がありますね。敏感肌対策のために化粧水などのスキンケア商品を変えようと思っても、肌に影響が出てくるのは数日から1ヶ月以上かかります。敏感肌の人は特に、肌に合わない商品かどうかを見極めるため、化粧水、乳液などと、一つずつ変えて敏感肌対策をしてみるといいかもしれません。また、サンプルをもらってパッチテストをしてから使ってみますと、肌トラブルを避けることができます。化粧水や乳液を買う前にラベルやパンフレットなどをよく見て、敏感肌に刺激を与える成分が含まれていないか、チェック判断することも大切です。敏感肌対策の化粧水としては、化粧の下地にヒアルロン酸やセラミドなど、保湿成分が配合されている化粧水を使うことをおすすめします。また、肌細胞を健全化して水分保持能力を改善し、セラミドをはじめとする細胞間脂質を作り出す、「ライスパワーNo.11」という成分を配合した保湿化粧水にも、今人気が集まっています。ライスパワーNo.11は、世界初の皮膚水分保持能改善剤とも呼ばれるお米から抽出した100%天然エキスであり、安全性からも多くの注目を集めています。敏感肌対策は、メイクをすることだけでなく、メイクを落とすことについても、肌へ負担をかけているといえます。メイク落としには、オイルタイプ、ジェルタイプなど、色々な商品が売られていますが、その中でも、敏感肌の人が気をつけなくてはいけないポイントは、拭き取るタイプのメイク落としです。敏感肌の人は、メイクをしているだけでも肌ストレスになっていますので、その肌をゴシゴシと摩擦させるということは、更に肌トラブルの原因となり敏感肌対策には好ましくありません。また、メイクが残っていると、化粧水や乳液で保湿しても肌には浸透せず、汚れと一緒になってしまい、肌へ刺激を与えてしまうことにもなるので敏感肌対策としてはよくありません。洗顔料だけではメイクは落としきれませんので、敏感肌対策として、メイク落としを使うようにしダブル洗顔で肌トラブル対策をしてみましょう。

敏感肌とファンデーション

敏感肌は肌の水分量が不足している状態ので、ファンデーションを塗ると粉をふいたり、肌がめくれたりしてしまいますね。ファンデーションには、パウダータイプ、リキッドタイプ、クリームタイプのファンデーションがありますが、保湿成分が配合された化粧水を使っていても、肌の乾燥が気になり、肌が粉をふいてしまう方であれば、パウダータイプよりも伸びが良くあまり肌に負担をかけない、「リキッドタイプ」のファンデーションを使うことで敏感肌対策を施すといいでしょう。ファンデーションを選ぶ際には、配合成分や香料やアルコールが無配合か、また、アレルギーテスト済みかなどもチェックしたいところですね。また、化粧品にも使用期限というものがありますので、防腐剤が含まれていない無添加の化粧品などは、早めに使う必要があります。敏感肌の方は、ファンデーションのみならず、リキッドアイライナーやリップグロスも、肌トラブルの原因になる恐れがあります。敏感肌対策として、香料や鉱物油の入っていない無添加タイプの商品や、乾燥性敏感肌に適応したものを使うように心がけましょう。

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